奈良の車修理、板金・塗装

塗装が劣化する原因とは

大切な愛車の魅力を高めるため、定期的に洗車やメンテナンスを行っている方もいらっしゃると思います。
定期的な洗車・メンテナンスは確かに大切な事なのですが、どんなに気をつけていても塗装は日を追って劣化する傾向にあります。劣化が激しい場合は板金塗装に出すのが一般的ですが、原因を知る事で劣化対策を打てます。

直射日光や水滴による劣化

車の塗装部分は長時間日光にさらされると、紫外線の影響を受けてしまいます。紫外線は塗装の劣化を早めるだけでなく、退色や色ボケを引き起こす恐れがあります。
また、雨天後は車に水滴がつきますが、この水滴も非常に厄介です。水滴は蒸発する際に雨染みを残してしまうほか、虫眼鏡のレンズのように日光を集める特性を持っているため、塗装にダメージを与えてしまいます。
洗車後の拭き取りが重要視されているのは、他でもなく「塗装を守るため」なのです。

鳥の糞によるダメージ

糞害は精神的なダメージが大きいものですが、車へのダメージも非常に大きいのです。
鳥の糞は強い酸を含んでおり、長い間付着したままにしておくと塗装膜に浸透し、酸化・腐食を招いてしまいます。
ボンネットなどに付着している場合はすぐに拭き取る事ができますが、車の屋根部分に付着していると、車種によっては気付けない場合があります。
もし、ボンネットや周辺に鳥の糞があった場合は、念のため屋根も確認しておくと良いかもしれません。