スズキエブリー フードパネル(ボンネット)塗装作業

スズキ・エブリーバンのフードパネル(ボンネット)の塗装作業の様子です。

写真はすでに板金作業→サフェーサー塗装→サフェーサー研ぎ作業→足付け作業

が終わり、塗装ブースでマスキング(養生)作業が終わったところです。

当社のブースはパネル型のプッシュプル式ブースで、結構よい環境で塗装できるのですが、それでも結構大きくマスキング(養生)しなくてはいけないものです。

 

 

 

無事に塗装できました。

この車両の塗色はZ2SというカラーNo.で2コートメタリックと呼ばれるものです。

最初の写真の状態から、あらかじめ調色作業で現車の色味に合わせておいたシルバーメタリックを塗装して仕上げにトップコートクリヤーを塗装します。

シルバーメタリックで「1コート」、トップコートクリヤーで「2コート」ということで2コート・メタリック塗装といわれています。

 

余談ですが、経験を積んだ塗装職人になるほど「ソリッドのホワイト(いわゆる商用バンによくある白色)とシルバーメタリックは難しい」と言います。

これはどうしてかというと、そうですね料理で言うと「目玉焼き」とか「玉子焼き」とか単純なもののほうが上手につくろうとすればするほど難しいということだと私は思います。