アクシオ板金塗装~板金まで

アクシオの右後部損傷です。

右後部の板金塗装の入庫車は、バックでこすってしまう事が多いようです。バックするときに右側というのは案外死角に入るようですね。

右側のテールランプ付近を当ててしまう例も多いです。

リヤタイヤの上のパネルが凹んでますが、このパネルは「リヤクォーターパネル」とか「リヤフェンダーパネル」と呼ばれます。

このパネルは、交換するとなると通常、切り継ぎ溶接の部分が2か所出ますので車両のことを考えると一概に交換のほうがベターではないです。

この程度の損傷ならば、「リヤクォーターパネル」、「リヤフェンダーパネル」は板金による修理が良いと判断して板金修理しました。

 

この車両の写真はあまり撮っていなかったので、画像は以上となります。

 

塗装は、トヨタ車によくあるカラーコード1F7というシルバーメタリックです。

塗装はこだわるとどの色も難しいですが、経験の長い職人さんの間でよく言われるのは、「シルバーメタリックとソリッドの白が一番むずかしい」という言葉です。

「一番むずかしい」なのに2つあるやない、というツッコミは置いといてソリッドの白というのは昔の商用車などによく使われた、メタリックもパールも入ってないタダの?白色のことです。

要は、簡単そうに見えるタダの?白とかシルバーメタリックが実はむずかしいんだよということです。

フィールダー左側事故修理

フィールダーの左側事故修理です。

かなり強めに当たったようです。ドアにはインパクトビームという側方からの衝撃を受け止める丈夫な棒状の鉄が入っているのでこの程度のヘコミで済んでいますが、大昔の車だとドアが室内までせり出してきていたことでしょう。

リヤフェンダー(タイヤの上のパネル)のヘコミも結構なものですが、このパネルは取替となると大掛かりな溶接作業(スポット溶接とMIG溶接)が伴い、切り継ぎいで取替ることになるので、今回は板金作業を選択しました。

バンパーは傷だけなので、傷修理して塗装しました。

リヤドアを新品部品に取替、リヤフェンダー(クォーターパネル)を板金しました。

 

塗装して完成。

 

左側後方の事故修理入庫の割合は高く、当てやすい部位であると言えるでしょう。

今回は、かなりきつめの事故損傷でしたが、リヤフェンダーに関しては後部・上部にまでは変形が及んでいなかったので板金修理にて対応しました。

もちろん当社でも交換のほうがメリットがある場合はパネル交換作業となります。

エコロジーだけでなく合理的に判断して修理方法を選択するのが大事だと思います。しかし、最終的にはユーザーさまの意向を尊重して修理ということになります。

アクティーバンのバックドアの板金塗装

アクティーバンの板金塗装の修理依頼です。

作業内容は、バックドアの板金塗装とリヤバンパーの取替になります。

うるさいことを言わなければリヤバンパーも修理可能な範囲です。

(ただし、バンパーは衝撃を受けたものは交換が基本です。)

 

 

バックドアを板金しました。可能な限り平準にしていきます。

ただし、最近の鋼板は「ペコつき」という状態になりやすいので、張りを保った状態になるよう気を付けながら、板金していきます。

 

完成です。

 

いわゆる「オカマをほられた」と俗に言われる後続車に一方的に衝突された場合には、バックドアも取替になる程度の損傷でしたが、きれいに直りました。

 

バックドアの場合は、ボルトオンで取替ができるのでデメリットは少ないかもしれませんが、場合によっては今回のように板金・塗装で修理したほうがクルマに良い場合もありますので、修理工場とはよく話し合って修理方法を決めるのが良いでしょう。

NCSでは、お客様とよく話し合ってから板金塗装にかかりますので、ご安心下さい。