アクシオの右後部損傷です。
右後部の板金塗装の入庫車は、バックでこすってしまう事が多いようです。バックするときに右側というのは案外死角に入るようですね。
右側のテールランプ付近を当ててしまう例も多いです。
リヤタイヤの上のパネルが凹んでますが、このパネルは「リヤクォーターパネル」とか「リヤフェンダーパネル」と呼ばれます。
このパネルは、交換するとなると通常、切り継ぎ溶接の部分が2か所出ますので車両のことを考えると一概に交換のほうがベターではないです。
この程度の損傷ならば、「リヤクォーターパネル」、「リヤフェンダーパネル」は板金による修理が良いと判断して板金修理しました。
この車両の写真はあまり撮っていなかったので、画像は以上となります。
塗装は、トヨタ車によくあるカラーコード1F7というシルバーメタリックです。
塗装はこだわるとどの色も難しいですが、経験の長い職人さんの間でよく言われるのは、「シルバーメタリックとソリッドの白が一番むずかしい」という言葉です。
「一番むずかしい」なのに2つあるやない、というツッコミは置いといてソリッドの白というのは昔の商用車などによく使われた、メタリックもパールも入ってないタダの?白色のことです。
要は、簡単そうに見えるタダの?白とかシルバーメタリックが実はむずかしいんだよということです。